【中3生必見】岐阜県高校の社会入試まとめ

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https://resemom.jp/feature/public-highschool-exam/gifu/

大問構成

*各大問の配点の横には、「9割を目指す場合の目標」/「8割を目指す場合の目標」/「7割を目指す場合の目標」が記してある

*各大問に書いてある時間配分は、満点に近い点数を狙う場合の参考である。得意不得意が偏っている場合は、得意な分野に時間を集中させる。なお、見直しなどを考えて数分の余裕をもたせてある。

第1問

配点34点 30/27/24
15分

第2問

33点 30/26/24
15分

第3問

33点 30/26/24
15分

歴史・地理・公民の3つに分かれていて、配点は三等分されている。

各大問に必ず1つは記述の問題がある。

第1問 歴史

ほとんどが語句問題教科書の太字は必ず書けるようにしておく。

特に、難しい漢字が含まれる場合もあるので気をつける。漢字に不安がある場合は適宜ひらがなを使っても良い。

漢字で書かなかったからといって社会科では特に減点されない。また、記述に備えて語句についての説明もできるようにする。

出来事を順に並び替える問題が出るので、「何が起きたか」だけでなく「いつ起きたか」も大まかに把握しておく。

年号を全て覚えるとまでは言わないが、重要な出来事については覚えておくと、どの事件が何世紀に起きたのか、どの文化とどの将軍の時代が重なっていたのかなどを推測する材料になるので、覚えておいて損はないだろう。

出来事と出来事との間の因果関係を理解しておくと、順番を覚えやすくなる。

↓このような順番を答える問題がいつも出題される。

資料やグラフを読み取る問題も多い。教科書に載っている資料などについてもチェックしておくと対策になる。

政策、戦の他に文化についても把握しておくこと。どの時代にどの文化が繁栄し、どのような内容だったのかを覚える。例えば書物、絵画、建造物などである。

第2問 地理

地理は大きく分けると日本地理世界地理がある。年によってどちらが主に出題されるかは変わるが、毎年どちらの範囲も出題される。

まず大前提として、日本と世界の地図を読めるようにする。日本の白地図が与えられたら、47都道府県がどこにあり、県庁所在地の名前が何かを全て答えられるようにする。国の名前と場所も、教科書で頻繁に取り上げられるような主要な国は覚えておく。

地理の問題は、地形、そして気候が全ての基盤となる。

主要な山脈と川はしっかりと把握しておき、気候分布はできる限り地形から理由付けて覚えられるようにしておく。

また、地形図と雨温図は出題率が高いので必ず読み取れるようにしておく。

例えば、地形図から読み取れることとして間違っているものを選べ、という問題で、地図記号や方角を分かっているか問う問題は多い

また、地図上に4つの点が置かれ、それらと対応している雨温図はどれかを選ぶ問題もある。

気候が把握できていると、農業も関連づけて理解できるようになる。

例えば、コメは小麦よりも降水量が多くないと育たないので、湿潤な気候の地域で栽培される。

他にも、河川と農業分布は密接に関係しているので確認しておこう。

農産物や地形を把握していれば工業の理解にも結びつく。石炭や石油がどこから発掘されるのかは必ず覚える。

そこから、輸出入の関係がわかるし、港の近くの工業も関連づけられる。

火力発電は都市部、水力発電は山、原子力発電は臨海部など、それぞれ理由があって地形から推測できるようになっているので、バラバラに覚えるのではなくしっかり根拠を含めて理解するようにしよう

また、農業や工業に関する物の生産量上位3つなどランキングは可能な限り覚えていこう。

↓ランキングを答える問題の例

第3問 公民

公民は、政治経済、その他の現代史というように分かれる。

・政治では、三権分立、選挙などについて問われる。

権利に関する内容が豊富なので、それぞれの権利が具体的に何に関する権利なのかを説明できるようにしておく。

三権分立に関しては、内閣、国会、裁判所の関係をはっきりとさせ、互いがどのように抑制しあっているのかを、弾劾裁判などの具体的な重要単語とともに押さえておく。

司法権、立法権、裁判権はそれぞれどういうものかは特に集中して対策しておきべきである。

権利、立法と勉強する中で、数多くの法律に出会う。

それらの法律の名前と内容も、特に教科書で太字になっているものは必ず把握しておく

穴埋め問題で法律の名前を書く問題などが出題されたこともある。

選挙に関する決まりには数字がいくつも出てくるが、これも出題されるので覚えておかなければいけない。

・経済では需要と供給の関係などの市場、累進課税など税金生産と消費に関わる内容がある。

また、時事問題が出題される場合もある。

経済分野ではグラフを読み取る問題が多いので、暗記の他にその場で考える力も必要となる。

例えば、家電製品の売り上げ量の推移を表すグラフを見て、どのグラフが何の家電製品と対応しているかを選択する問題がある。

その他の現代史として、グローバル化、国際条約など幅広く現代社会について問われる。

↓政治の問題と、経済の問題

その他の科目はコチラ

その他の科目については、以下の記事で紹介している。一緒に読んでほしい。

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