このページは、岐阜県立各務原西高等学校についての基本的な情報を提供するものである。

これから入学試験を迎える受験学年の生徒諸君や、その親御様にぜひ読んでいただきたい。

岐阜県では、平成30年（2018年）より全日制普通科の高校入試において、全県一区制を導入することになった。

これにより、受けられる高校の制限がなくなり、岐阜県民であれば自由に通いたい高校を選ぶことができるようになった。

以下、岐阜県立各務原西高等学校について紹介していこう。

学校情報

 

概要

生徒の男女比は女子が圧倒的に多く、文系クラスでは男子が９人に対して、女子が30人のクラスもある。

理系クラスになるとやっと男女比が1対1になるそうであるが、一般的には理系クラスの男女比は男子過多であることが多く、大変珍しい。

この女子生徒が多く集まる要因のひとつには、制服が可愛いという評判があるのかもしれない。

以前は映画の撮影にも使われたこともあり、全国的にみても人気な制服のようだ。

 

・通称は各西（かくにし）または西高（にしこう）

・本校は一般的な二期制を導入している。

・入学時のテストによって標準クラスと発展クラスの２つに別れる。

・時間割は通常６限授業（火曜と木曜日のみ７限授業となっている）。

・朝のホームルームが始まる前に福山雅治のHEAVENが流れるそう。

・受験対策に力を入れており、土曜日にも補習授業ががある。

・始業前の7時40分〜8時15分に希望者のみ朝講習を受けることができる。

 

偏差値

偏差値は57。他の評判サイトでは自称進学校と言われていたが、岐阜県内では比較的上位に位置している。

大切なのは学校の評判ではなく、学生自身の努力によるものだと私は考えている。

 

入試情報

岐阜県の公立高校の入試制度に従い実施される。

標準検査（国数英理社）と面接試験を実施している。

その他、連携型選抜も採用しており、一部対象となる中学校から進学を希望する場合に利用できる入試方式のこと。

調査書や小論文、面接が入試科目の対象となることが多いようだ。

 

合格実績

平成30年3月30日の情報が高校のホームページに公開されている。

http://school.gifu-net.ed.jp/kakunisi-hs/sinro.html

岐阜大学や名古屋市立大学、静岡大学、滋賀大学など、東海をはじめ地方国立大学へ一定数の生徒を進学させている。

しかし、東大や京大、早慶といった難関大学への合格実績に乏しい状況であるのは、合格実績から判断できる。

一方で、南山大学や愛知大学などの東海圏で有名な私立大学への進学者は多く、東海圏で就職を考えている学生にとって決して悪くない合格実績だと言えるのではないだろうか。

 

部活動

運動部では14クラブあり硬式野球部やサッカー部、バレーボール部やテニス部など、主要な運動部はカバーしている。

また文化部では10クラブあり、美術部や吹奏楽部、後述の演劇部など幅広い部活動が用意されている。

総合的な成績では、男子ハンドボール部が平成27年度岐阜県ハンドボール選手権大会で優勝しているほか、吹奏楽部が第62回東海吹奏楽コンクール大編成の部で第57回大会以来5年ぶり2回目の金賞を受賞している。

 

特色

毎年9月に体育祭2日間と文化祭1日が行われている。

他にも、球技大会や百人一首大会など、レクリエーションも充実している。

 

学校行事

学年行事は以下である。

 4月　入学式

 5月　球技大会

 6月　修学旅行・社会科見学

 9月　体育祭・文化祭

10月   大学見学

11月　芸術鑑賞会

 1月    百人一首大会

 

文化祭は青桜祭と呼ばれ、毎年生徒が主体となって実行されている。

主に１年生が展示、２年生は展示または映像作品、３年生は演劇を行う。

この他に学校教職員による職員劇や、演劇部による演劇もあり、特に演劇部の演劇はクオリティが高く、毎年立ち見の状態になるほど人気を集めている。

 

今回、この学校行事については、公式ホームページに”各西Today!”というページを参考にさせていただいた。

写真を交えて校内の状況がわかりやすくまとめられており、学校全体で情報を発信していこうとする姿勢は素晴らしい。

出典：各務原西高等学校HP　〜各西Today!〜

http://school.gifu-net.ed.jp/kakunisi-hs/h30-1today.html

併願校について

各務原西高校を受験する生徒の併願校には、各務原高校、鶯谷高校が多い。

以下の記事で詳しく説明しているので、そちらも参照してほしい。

【偏差値52】各務原高校の情報まとめ

【偏差値63】鶯谷高等学校の情報まとめ