目次
学校情報
- 所在地:所在地:〒503-0015 岐阜県大垣市林町6-5
- TEL:0584-81-7323 FAX:0584-81-7325
- 設立:1963年
- 共学・別学:男女共学
- 課程:全日制
- 設置学科:アカデミー、特別進学、総合進学
- 制服:男女共にブレザー
- 生徒数:男女共に約550人、合計約1100人
- 校訓:誠実・努力・親和
アクセス
大垣駅北口から徒歩約10分
コース紹介および特徴
日本大学の付属の高校
全国に付属高等学校や中等教育学校が25校あるうち、東海3県では唯一の日本大学の付属高校。
付属高校のメリットとして、毎年4月に行われる日大基礎学力到達度テスト(3年次は9月下旬も実施)を受験し、日本大学への進学に極めて有利。日本大学への進学率は、県内公・私立高校の中でトップ。
また、全国の日大付属高校から各校2名ずつケンブリッジ大学へ語学研修に行く。さらに、日大文芸コンクールや日大体育祭にも参加し、幅広い体験ができる。
アカデミーコース
実践カリキュラムで国公立・難関私立大学を目指すコース。
1年次は徹底した基礎学力の強化を図り、2年次からは文系・理系に分かれ応用力を強化する。3年次からは、問題演習に重点を置きつつ、日々の課題学習、長期休業日の集中講習、全国模試、大学センター試験分析、目標校への傾向と対策など7教科9科目に対応した実践的専門的教育を行う。
特別進学コース
目的・進路実現に沿った指導で、日本大学・難関私立大学を目指すコース。
1年次は読み取る力、考える力を養う基礎学力向上を図り、2年次からは文系・理系に分かれそれぞれの分野への応用力を強化する。日本大学統一テスト、日大基礎学力到達度テスト、全国統一模試等をスケジュールの軸に目標突破に向けて課題学習、集中講習、目標校の傾向と対策等、実践的専門的教育を行う。
総合進学コース
個性、適正を伸ばす指導で、日本大学、私立大学、短期大学、専門学校を目指すコース。
1年次は徹底した基礎学力の強化を図り、2年次からは文系・理系に分かれ更に、個々の目的・目標の明確化を図り応用力を強化する。3年次からは一人一人の個性、適性に応じた進路実現の為に、課題学習、模擬試験、課外活動、個別指導等を通じて実践的専門教育を行う。
偏差値
アカデミーコース 62 特別進学コース 54 総合進学 47
受験時の公立校(あくまで参考):大垣東高校 64 大垣南高校 58 大垣西高校 53
その他の併願校(私立):美濃加茂高校(蛍雪) 64 鶯谷高校(英進I) 63 鶯谷高校(英進II) 57
主な進学実績(平成30年度)
日本大学:法学部7名、文理学部4名、経済学部3名、商学部5名、芸術学部3名、国際関係学部13名、危機管理学部2名、スポーツ科学部1名、理工学部6名、生産工学部8名、工学部3名、生物資源科学部1名、通信教育学部2名
※毎年70名近くは日本大学へ進学しているようである。ただ、ここ数年をみても、日本大学の医歯薬系への進学者はいない。医歯薬系へ行きたければ一般入試で受験して進学するほうがいいだろう。
<国公立・短大・専門>
東京大学(文科II類)(平成27年度)1名 岐阜大学1名 滋賀大学4名 東京学芸大学1名 名古屋大学1名
岐阜県立看護大学1名 兵庫県立大学1名 岐阜市立女子短期大学2人 岐阜県立衛生専門学校1名
<四年生大学(私立)>
中部大学22名 朝日大学12名 椙山女子学園大学12名 岐阜聖徳学園大学8名 愛知大学8名 名古屋学院大学8名 岐阜経済大学8名 愛知学院大学7名 関西大学7名 金城学院大学6名 南山大学5名 名城大学5名 中京大学5名 立命館大学4名 龍谷大学4名 関西学院大学2名 青山学院大学1名
<短期大学>
大垣女子短期大学17名 平成医療短期大学5名 修文大学短期大学部4名 岐阜保険短期大学3名
<専門学校>
中日美容専門学校8名 HAL名古屋専門学校4名 名古屋観光専門学校4名 名古屋大原学園専門学校4名
名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校3名 名古屋医療秘書福祉専門学校3名
※進学先は名古屋近辺が多いが、関東、関西などに分散している。他校と比較して、地元への執着はあまり強くないように思える。
大垣日大はどんな学校??
どんな学校なの?
コースが3つあり、自分に合った勉強環境が得られる。コース変更も2年に上がる時にできる。
部活に力を入れている学校なので、生徒が活気溢れている。
先生も学校全体も明るい。進路や検定などに親身に相談に乗ってくれて、担任以外の先生との距離も縮まりやすい。
自習室があり、放課後も勉強ができるし先生にも質問にいけるので、塾や予備校は不要。
やっぱり私立だから校則は厳しいの?
学期の初めに服装検査があって、カバンは指定のものと決まってる。
頭髪検査も色には厳しいが、先生もワックスでだいぶ固めているので、生徒もツーブロにジェルつけてても怒られないようだ。
しかし、スカートの丈やアクセサリーやピアスなどは厳しく指導される。髪染めやパーマなどその場で直すことのできない校則違反については、帰宅指導といって生徒を一旦家に帰らせる指導もあるそうだ。
携帯の持ち込みはOKで、休み時間に触ることができる。ただし授業中に触ると生活指導による厳しい指導がある。とはいっても、他校に比べると校則は緩いほうだと考えられる。
施設や設備はどうなの?
体育館は新設されたばかりでとてもキレイで広い。また、学習室やカフェテリア、コンビニなど、公立高校にはない充実した設備がある。
食堂、コンビニ、自販機など充実していてお弁当がなくても困らない。食堂のメニューは、唐揚げ定食が人気だそうだ。校舎内は土足着用なのにも関わらず、いつも綺麗な状態を保っている。
2017年の春には新しい校舎が建設され、現在南舎で学んでいるアカデミーコースの生徒がそこに移ったそうだ。
部活動はどんなのがある?
<運動部>
・野球 ・バレー(男) ・バレー(女) ・サッカー ・剣道 ・ソフトテニス ・卓球 ・陸上 ・駅伝 ・バスケット(男) ・バスケット(女) ・相撲 ・柔道(男) ・柔道(女) ・水泳 ・レスリング
<文化部>
・書道 ・吹奏楽 ・家庭科 ・演劇 ・茶華道
<同好会>
・パソコン ・園芸 ・放送 ・ライフル射撃
<生徒会>
・応援 ・チアリーディング ・文芸 ・美術 ・音楽 ・写真 ・ESS
※大垣日大といえばやはり野球と柔道だろう。大垣日大の野球部に入るために他県から入学してくる人がたくさんいる。
野球は甲子園にでるなどの実力があり環境も充実している。柔道はインターハイでは優勝レベル。チアリーディング部や射撃部など、他校にはないであろう珍しい部活もある。
同好会もとても充実している。文化部の書道部も全国1位、東海大会1位を取るほどの実力である。
主な年間行事
4月:入学式、始業式、日本大学基礎学力到達度テスト、日大標準学力テスト、前期生徒会選挙
5月:2,3年遠足、前期中間考査
6月:1年日本大学学部見学研修、3年日本大学統一模試、青垣祭(文化祭)、日本大学学部別説明会
7月:終業式、前期夏季セミナー、ケンブリッジ語学研修、2,3年アカデミー勉強合宿
8月:後期夏季セミナー、高校見学会
9月:3年日本大学統一模試、後期生徒会選挙、前期期末考査、球技大会
10月:始業式、日大創立記念日、高校見学会、避難訓練
11月:高校見学会、日本大学統一テスト、後期中間考査
12月:高校見学会、2年修学旅行(長崎・萩)、2年アカデミー勉強合宿、冬季セミナー
1月:始業式、3年学年末考査
2月:3年卒業前教育テスト
3月:卒業式、1,2年学年末考査、終業式、ケンブリッジ語学研修
※6月に行われる大垣日大高校の文化祭「青垣祭」は、1年間で最大のイベントのひとつ。
お化け屋敷、喫茶店、迷路などの他にも、3年生がバザーをする。
ただ、大垣日大高校には体育祭がない。そこが残念なところだ。
球技大会では、全校生徒参加でフットサルやバレーボールをやる。これによってクラスの結束が強まるようだ。
修学旅行は長崎港から高速船(ジェットフォイル)に乗って、五島列島へ行く。そこで民泊体験をするようだ。
自然に囲まれて、自然散策や海釣り体験などをする。民泊体験のあとはハウステンボスへ行くようだ。
日本大学基礎学力到達度テストなどは日本大学進学の際の選考資料となる。
日本大学付属高校推薦入学制度の流れ
付属特別選抜入試
三カ年の学業成績・学部の条件→小論文・面接等→判定(基礎学力到達度テスト受験義務)→卒業前教育→日本大学
基礎学力選抜入試
三カ年の学業成績・基礎学力到達テスト(1年4月、2年4月、3年4月・9月)→セレクション・推薦→小論文・面接等→判定→卒業前教育→日本大学
付属推薦国公立併願方式入試
三カ年の学業成績・基礎学力到達テスト(1年4月、2年4月、3年4月・9月)→セレクション・推薦→小論文・面接等→判定→卒業前教育→国公立入試→不合格→日本大学
大垣日大の入試について
募集定員
アカデミー:70名 特別進学:80名 総合進学:195名 計345名
※コースは原則として希望コースを尊重するが、入試結果により決定する。
受験資格
1.原則として、平成30年3月卒業見込みの者
2.本校の教訓に賛同する者
3.校則を厳守し、良好な生活態度である者
4.まじめで意欲的な学習態度である者
推薦入試
入試内容:作文(600字)と面接(集団面接)
注)中学校長の推薦が必要。
チャレンジ入試(単願)
入試内容:学力試験(英、数、国)と面接
注)推薦されないが大垣日大への希望が強い者は受験できる。昨年度中学校を卒業した者も受験できる。
なお、面接に関しては保護者の面接も行う。
奨学生入試(併願)
入試内容:学力試験(英、数、国)
注)成績優秀上位者180人には、学力奨学生資格証と合格証を発行する。なお、奨学生認定に達しなかった者も、入試結果が良好であれば一般合格とし合格証を発行する。
一般入試
入試内容:学力試験(英、数、国、理、社)
※コースは原則として希望コースを尊重するが、入試結果により決定する。
部活動奨学生の条件
1.受験資格4項目を満たしていること。
2.運動や文化の技能に優れ、学業・生活態度も良好であること。
3.所属中学校長の推薦があること。
4.推薦入試を受験すること。
人数は若干名とする。ただし、硬式野球部は5名以内とする。
授業料・入学時諸経費について
受験料
推薦入試・奨学生入試 13000円
一般入試・チャレンジ入試 15000円
入学手続き
入学金:120000円 協力金:30000円 合計:150000円
臨時の微収
1年生の日本大学学部見学会費:36000円
月々の納付金(12ヶ月)
授業料:27000円 施設・設備日:5000円 教育充実費:5000円 後援会費:1200円
生徒会費:1000円 合計:39200円 修学旅行費(6月からの微収予定):6000円
入学時の物品購入費(昨年度の例)
教科書:36000円 制服・靴:男:49600円 女:47700円 靴:3800円 体操服:20600円
合計:男:110000円 女:108100円
※大垣日大では兄弟姉妹で在学の場合は弟・妹の授業料を年額120000円軽減する(一人でも奨学生の場合はその対象にならない。)
大垣日大は県内屈指の設備に、熱心で質の高い教師が多く、部活も盛んである。
勉学に励むにも部活に全力投球するにも最高の環境である。
コースも三つに分かれてるので、自分がどんな高校生活を送りたいのかを考えて、コースを選んでみてはどうだろうか。
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