学校情報
共学・別学:男女共学
課程:全日制
設置学科:普通科
通称:関校
制服:男女ともにグレーのブレザー
関高校の仕組み、歴史
大正10年に関町立実科高等女学校として発足。
昭和23年に岐阜県立関高等学校と改称して現在に至る。
校則は他の高校に比べると比較的ゆるく、携帯の持ち込みをしてもよい。
自由な校風でレベルの高い環境が整っているという印象である。
特に数学の授業スピードは県内でもトップクラスであり、レベルの高いものといえる。
また近年では、岐阜県教育委員会からスーパーグローバルハイスクールの指定を受け、グローバル社会で活躍するためのコミュニケーション能力や情報活用能力、社会の変化への柔軟な対応力の育成に力を入れており、著名人による講演会や海外研修などを開催している。
そのほかにも、週に1回SGHという時間が設けられ、各自で世界の問題を調べ、その解決策を話し合あったり、自分の興味を持ったことを調べたりする。勉強面以外に力を入れている学校といえる。
定員は毎年280人、倍率は平均1.0ほどで、近年では定員割れをする年もある。
2年生からコース選択をし、文理に分かれるのだが、この時、特に成績の優秀な生徒から理系文系それぞれで特進クラスが1組作られる。
特進クラスでは超難関大や有名私立大を目指してよりレベルの高い授業が行われるため、本気で東大や京大などを目指す人は1年生からコツコツ努力し、特進クラスに入るべきだ。
偏差値、進学先
関高校の偏差値は65である。同じぐらいの偏差値の高校では大垣東高校、岐阜工業高等専門学校などがある。
関市内の高校と比べると武儀高等学校の偏差値が51、関商工高等学校が46となっており、関高校は関市内においてトップレベルであることが分かる。
平成30年度の主な入試結果は以下の通りである。
東京大学・・・1名 東京工業大学・・・1名 名古屋大学・・・8名
大阪大学・・・1名 北海道大学・・・1名 九州大学・・・1名
岐阜大学・・・16名(うち医学部医学科2名) 広島大学・・・1名
慶応義塾大学・・・5名 早稲田大学・・・6名 etc…
国公立大学への進学者は132名にも及び、現役生のおよそ48%が国公立大学に進学している。
現役生が比較的高い割合で国公立大学に進学しているのは、関高校の強みである。
主な行事
4月・・・強歩大会 5月・・・球技大会 6月・・・3年生遠足(京都)
9月・・・文化祭、体育祭 10月・・・2年生修学旅行(長崎、福岡)、1年生遠足(名古屋)
2月・・・SGH発表会 3月・・・卒業式
4月に行われる強歩大会は関高校で毎年行われている伝統ある行事である。強歩大会では関市内のコースを20キロほど走る。
陸上部はタイムのノルマが課され本気で走る人もいるが、ほとんどの生徒がピクニック気分で友達とお話をしながらゆっくりと歩く。しかしそうは言っても20キロは流石にきついそうだ。
球技大会ではソフトボール、サッカー、卓球、バレー、バドミントン、バスケなどの種目があり、クラス対抗で行うため、クラスでの絆が深まる。
体育祭は東軍、西軍、南軍、北軍の4つの団があり、自分の出身地によって団が分けられる。応援や競技などで熱い戦いが繰り広げられ、大変盛り上がる。
毎年各学年は遠足に行く。
1年生は大学の見学を含めて名古屋に遠足に行き、2年生は遠足の代わりに修学旅行で九州へ、3年生は京都へ行く。
どの学年でも仲間との旅行は思い出になるが、特に1年生の大学見学では早いうちに大学を意識し始めることができ、非常に良い経験になると思う。
2月に行われるSGH発表会では上にも書いたように、半年間自分で調べてきたことを発表し合い、それぞれの考えを深めあうことができる。高校生のうちからこのように世界の問題を調べ、自分の意見を持って仲間と意見し合うことは将来に役立つ体験となる。
部活動
〜運動系〜
・硬式野球部 ・水泳部 ・卓球部 ・陸上部
・新体操部 ・男子テニス部 ・女子テニス部 ・男子バレー部
・女子バレー部 ・サッカー部 ・男子バスケット部 ・女子バスケット部
・ラグビー部 ・柔道部 ・剣道部
〜文化系〜
・演劇部 ・吹奏楽部 ・コーラス部 ・アート部
・書道部 ・自然科学部 ・放送部 ・文芸部
・地域研究部 ・茶華道部 ・英語クラブ
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