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学校情報
- 所在地:〒507-0022 岐阜県多治見市上山町二丁目49番地
- TEL:0572-22-3361
- 設立:1958年
- 共学・別学:男女共学
- 課程:全日制
- 設置学科:普通科
- 制服:男子は学ラン、女子はセーラー服
- 生徒数:男:約400人 女:約350人
- 校訓:自主・自立・自学
多治見駅から徒歩25分
指導方針
「生徒一人ひとりの自己実現を支援するとともに、大学卒業後を見据えた「人間力」の育成を図る」
・3年間を見通し、生徒の発達段階に応じた計画的・組織的な進路指導を展開する。
入学時より卒業に至るまで、どの教科・学年・分掌においても、組織として時期に応じて適切な指導を行うよう努める。
・生徒が自ら希望する進路を実現できるよう、確かな学力を身につけさせるための指導を推進する。
生徒一人ひとりが幅広い進路選択をできる「確かな学力」を身につけられるよう、日々の授業を中心とした学習活動を充実させる。
・生徒一人ひとりが自己の多様な能力・可能性を理解して主体的に進路選択できるよう、学校生活の様々な場面でキャリア教育を充実させる。
仲間との活動を通して自己と他者を理解し「コミュニケーション能力」を育み、挨拶や身だしなみなど規範意識を育てることで「社会性」を伸ばし、学校生活の様々な場面で「人間力」を育成する機会を提供する。
偏差値
普通科:67
参考)岐阜高校 71(↑) 大垣北高校 67 岐阜北高校 66(↓) 多治見高校(普通) 60(↓)
受験時の主な併願校(私立)
挑戦校:東海高校 75 滝高校 72
安全校:美濃加茂高校(蛍雪) 64 多治見西高校(蛍雪) 62
主な進学実績(平成28年度)
国公立
旧帝:東京大学4名 京都大学2名 大阪大学4名 名古屋大学21名 九州大学1名 北海道大学2名 東北大学1名
難関国公立:東京工業大学1名 一橋大学1名 筑波大学2名 横浜国立大学1名 広島大学2名 名古屋工業大学7名 名古屋市立大学7名 大阪市立大学3名
その他:岐阜大学20名 信州大学10名 滋賀大学5名 愛知県立大学7名 静岡大学6名 富山大学4名 金沢大学3名 愛知教育大学2名 三重大学2名 東京海洋大学2名
私立
早慶上理:早稲田大学7名 慶應義塾大学9名 上智大学5名 東京理科大学11名
MARCH:明治大学8名 青山学院大学2名 立教大学5名 中央大学9名 法政大学3名
関関同立:関西大学6名 関西学院大学8名 同志社大学38名 立命館大学45名
愛愛名中:愛知大学13名 愛知学院大学10名 名城大学110名 中部大学41名
その他:愛知医科大学10名 愛知淑徳大学21名 中京大学20名 南山大学66名 藤田保健衛生大学23名 近畿大学10名 愛知工業大学18名 金城学院大学10名
※最新年度(平成30年度)の合格実績は入手できなかったので、平成28年度を掲載した。
多治見北ならではの特色
65分授業
全国的にも珍しい65分授業を行なっている。
単に時間が長いということだけでなく、それぞれの教科で小テスト・実験・観察・実習などの工夫がなされていて、内容の濃い授業が展開されている。
65分というまとまった時間で学習に対する集中力を高める。
教育課程
1学年は基礎基本を徹底するために必修科目を学び、2学年では文系コースと理系コースに分かれ、将来の学びの方向を決める。
3学年になると、文系コースでは自由選択の幅がさらに広がる。
生徒一人一人の希望に応じた、さまざまな進路に対応することができる。
多様な学び場
生徒一人一人の”確かな自己実現”のために、多様な学びの場を設け、きめ細やかな学習指導を行なってる。
「北辰講座」:発展的な内容を学ぶ
「放課後講座」:3年生対象の進学補習
「チアアップ講座」:授業でつまずいた生徒を支援
「土曜講座」:補充~発展、教養など幅広いテーマで実施
SGH(スーパーグローバルハイスクール)
「グローバル社会で活躍する『広い視野と大きな志』『高い学力と豊かな情報発信能力』を有する人材の育成」をテーマに、様々なプログラムの展開している。
多治見北高校ってどんな学校?
学校の授業や課題は大変なの?
勉強への意識が他校と比べてものすごく高い。
追試がある。追試は、何があっても合格するまでやる。それによって学力が身につく。先生方もとても熱心で、教え方が上手な方が多い。
しかし、一方で学校自体は宿題が多く、身になると感じるものが少ないので、まともに取り組んでいてはとても自分の勉強はできないと感じる生徒も少なからずいるみたいだ。
現役で東大にいく人が毎年数名いるが、実情は学校の課題を適当にこなして自分で勉強できる人だけが行っている印象が強い。名大に推薦でいく人が結構いる。
北辰講座や土曜講座、各種プログラムは充実している。ただ、理系の学校なので、プログラムは主に理系向けで、文系にとっては少し物足りないと感じることもあるかも知れない。
つまり、たくさん勉強したい人にはうってつけの環境だが、遊びたい人にはとても厳しい環境だ。
校則は厳しいの?
リュック、靴は自由だが、服装検査が定期的にある。検査にひっかかると生徒指導がある。携帯も禁止で、没収されることもある。アルバイトももちろん禁止である。校則に関しては他の公立校よりは厳しめである。
しかし、勤勉で真面目な生徒が多いので、校則が厳しいという自覚は本人たちにはないように思える。
校舎・施設はキレイ?
公立の割に内装が綺麗で各教室にエアコンがあり、快適に過ごせる。トイレは公立高校にしてはとてもキレイ。
図書館は沢山の蔵書がある。毎月新刊が多く入る。図書館は綺麗な印象であり、多治見市内を一望できるテラスがある。
プールはないし、もちろんプールの授業もない。
ボクシング場があるのは珍しいかもしれない。トレーニング用具があり、ボクシング部以外も使ってる(主に野球部)
体育館が雨漏りする。湿度が高く寒い日は体育館の床がべちゃべちゃになる。
他の学校は知らないが、室内用のスリッパで外を歩くことが許可されているので廊下や教室はすぐ汚くなる。
多北生の1日(時間割)
朝読:8:25~8:35
SHR:8:35~8:40
1限:8:45~9:50
2限:10:00~11:05
3限:11:15~12:20
昼休み:12:20~13:00
4限:13:00~14:05
5限:14:15~15:20
掃除:15:25~15:35
SHR:15:40~15:45
6限授業実施日
掃除:15:25~15:35
6限:15:40~16:30
SHR:16:35~16:40
部活動は何があるの?
体育系
・陸上 ・軟式野球 ・卓球 ・サッカー ・剣道 ・弓道 ・バレーボール ・バスケットボール ・バドミントン ・ボクシング ・ソフトテニス ・テニス
文化系
・吹奏楽 ・音楽 ・美術 ・自然科学 ・放送部
※多治見北高は勉強本位であるため、部活動はあまり盛んではない。あくあまで勉強の息抜き程度に考えておくとよいだろう。土日も他校のように丸一日部活をやることはほぼなく、半日で終わることが多い。
主な年間行事
4月:入学式、対面式、始業式
5月:春季球技大会、2年北辰講座開講、3年放課後講座開講
6月:1次テスト、修学旅行・校外研修
7月:三者懇談会、終業式
8月:北辰祭(文化祭・体育祭)、始業式
9月:2次テスト
10月:春季球技大会、1年北辰講座開講
11月:芸術鑑賞会、縦割りLHR,3次テスト
12月:三者懇談会、終業式
1月:始業式
2月:予餞会(3年生を送る会)
3月:卒業式、4次テスト、終業式
※文化祭は楽しいが、あまり盛り上がらないそうだ。というのも、文化祭は1年生は映像作品、2・3年生は劇をやるみたいだ。また、近隣住民や他校の生徒は文化祭に参加することができないのもその原因の一つであろう。参加できるのは卒業生とその家族のみの内輪のイベントとなっている。
入試で受かるには?
募集人数は240人で、配点の比率は筆記:内申点=6:4である。
倍率は平成28年度は1.05倍で平成27年度で1.09倍であった。倍率は決して高くはない。
おそらく、多治見に住んでいる優秀な生徒は名古屋の私立に進学しているからだと考えられる。
岐阜新聞テストではコンスタントに400点はとっておきたい。
また、内申も平均で35~40、筆記も420点くらいはとっておきたいところだ。
まとめ
多治見北高校は理系向けの学校という印象が非常に強い。
合格実績が証明しているように、多治見北高校でみっちり勉強すればどこかしらの難関大学に受かる学力は間違いなく身につく。
勉学に全力で励みたいならこれ以上の環境はないと言える。
だがもし、勉強だけでなく部活も全力投球したいのであれば大垣北高校のほうが良いかもしれない。
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