学校情報
所在地 〒503-8522 岐阜県大垣市浅中2-69
創立 1949年
岐阜県立大垣南高校(以下、南高)は、大垣市にある全日制普通科の公立高校である。
大垣市内の中でも、やや養老町寄りであり、のどかな田園風景が広がっている。
国道258号線や名神高速道路といった交通量の多い道路が近くを走るが、いたって静かである。
通学はほぼ全員が養老鉄道を利用するか、自転車利用となっている。
近隣には大垣特別支援学校があり、定期的に大垣特別支援学校の生徒との交流が行われ、結びつきが強い。
進学実績としては、地元の中京大学や愛知大学、名城大学といった中堅私大から難関私大に進学する生徒もいる。
国立大学にも岐阜大学などを中心に進学している。
2年生に進級する際に、文系4クラス、理系2クラスに分かれる。
さらに、3年生に進級する際に、文系の中で、国公立文系と私立文系に分かれる。
また、専門学校(看護・芸術・家庭)などの希望者に対する教育も充実している。
制服は、冬服では、男子が詰襟の学生服、女子は濃紺のセーラー服である。
夏服は男女共に白色のカッターシャツもしくは開襟シャツである。
偏差値について
南高の偏差値は58となっている。
大垣の他の高校と比べると、大垣北高校が67、大垣東高校が63~64、大垣西高校が53となっているため、大垣市内では中堅校と位置づけることが出来るだろう。
私立の併願校としては、大垣日大高校の偏差値が54の普通科特別進学コースである。
大垣南高校の合格実績
南高は進学する生徒が多数を占めている。平成30年度入試では、主に次のような結果になっている。
岐阜大学・・・7名 静岡大学・・・4名
名古屋工業大学・・・2名 静岡県立大学・・・1名
名古屋市立大学・・・1名 福井大学・・・2名
愛知県立大学・・・1名 富山大学・・・5名
三重大学・・・1名 滋賀大学・・・2名 etc…
詳細はこちらを参照してほしい。
http://school.gifu-net.ed.jp/ogkminami-hs/nanko/gaiyo/pdf/sinro%20pdf/H29/h29shinro1529.pdf#zoom=80
(大垣南高校HP)
大垣南高校の行事
南高では、学校行事も充実しており、盛んである。
5月・・・バレーボール大会
9月・・・南高祭(文化祭&体育祭)
10月・・・修学旅行(2年生)
校外研修(1,3年生)
1月・・・かるた大会
バレーボール大会や南高祭(文化祭・体育祭)、芸術鑑賞会、かるた大会などの行事には生徒会が積極的に運営に関わり、生徒が自覚と責任を持って活発に活動している。
体育祭では、赤・白・黄・緑団に分かれ、華やかで勇壮な応援合戦が行われる。
リレー、棒引きなど種目も多種にわたる。
南高の行事の中でも、1番といってもいいほどの盛り上がりを見せ、応援団を中心に素晴らしい体育祭となっている。
文化祭では、各クラス・文化系部活動が出し物に趣向を凝らし、1・2・3年が様々な活動をする。出し物や、劇やダンス、展示、バンドなど様々である。
その他にも、オーケストラ部の演奏や職員による出し物なども毎年盛り上がる。
2年生の修学旅行では、沖縄に行く。
南部戦跡研修を通して、平和の尊さについて学び、考える。また、班別研修では、グループの仲間と共に沖縄各地を回ったり、マリン体験を行い、全日程が楽しいものとなっている。
かるた大会は、1月に1・2年生の間で行われる。
それぞれの学年で予選が行われ、最後に準決勝・決勝が開催される。同一日ではなく、隔週の三日間で開催される。
(引用元 大垣南高校HP)
大垣南高校の部活動
運動系、文化系合わせて19の部活動がある。
運動系 | 文化系 |
野球 | 演劇 |
サッカー | 自然科学 |
バスケットボール 男 女 | 美術 |
バレーボール 男 女 | 茶華道 |
テニス 男 女 | 放送 |
フェンシング | オーケストラ |
卓球 | 書道 |
陸上競技 | 写真 |
ハンドボール | 音楽 |
バドミントン |
伝統あるフェンシング部は、インターハイ個人サーブル優勝や世界選手権出場するなど、毎年優秀な成績を収めている。
他にも、陸上競技部が東海大会に出場するなど、多くの部活動が成績を収めている。
文化系では、演劇部、オーケストラ部、自然科学部など多方面での活躍が続いている。
特にオーケストラ部は定期演奏会を開演し、地元の活性化事業の一環で電車の中で演奏する「音楽列車」や舟下りの出迎え演奏に参加し、地域に貢献している。
大垣南高校の入試制度
大垣南高校は公立高校であるため、岐阜県高校入試にのっとって実施される。
全日制普通科のみで、入学定員は240名である。
毎年、倍率は1.10に満たない程度である。
独自検査も実施されているが定員は2名であるので、中学校の部活動で相当良い成績を残さなければ、独自検査での合格は難しいと思われるが、倍率は1.00程度なので何とも言えないところである。
当日の学力検査と内申の比率は6:4であるため、当日の点数が若干重視されるが、いくら点数が高くても内申が悪ければ、不安が残る。
学年評定30は最低でも欲しい。
また、平成31年度4月入学生(現在の中学3年生)から単位制を導入し、生徒一人一人の希望進路や能力・適正に合わせた学習内容を提供する。
1・2年生では、全員がほぼ同じ科目を学習し、3年生から希望進路に応じて各々の科目に分かれる。
大垣南高校では、学習環境も整っており、生徒の進路実現を可能にする高校である。
行事なども充実し、生徒が主体となって取り組む事の出来る学校である。
また、部活動を中心に、地域への貢献もあり、周囲から愛される学校である。
良い高校生活を送るために、大垣南高校への進学を考えてみてはどうか。
併願校について
大垣南高校を受験する生徒の併願校は、大垣西高校、大垣日大高校が多い。
以下の記事もぜひ参照してほしい。
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