高校の選び方は様々。
憧れの大学に合格するために、難関大学への進学実績がよいところを選ぶ人が多いだろう。
一方で、部活動を基準に高校を選ぶという方法もある。
中学で頑張った野球を、高校でも続けてみたい。
有名な指揮者の●●先生がいるから、ココの吹奏楽部に行きたい。
そういう動機も、素晴らしいものである。
そこで今回は、各部活動に強い高校を紹介していく。
これを読めば、自分の希望に合った高校が見つかるに違いない。
運動部編
まずは運動部から。運動部は「インターハイ」をはじめとした様々な大会が多数催されており、強豪校とそうでない高校が明確に意識される。
野球部
ここでは、2018年夏の甲子園予選結果を掲げる。
第一位:大垣日本大学高等学校
第二位:大垣商業高等学校
第三位:県立岐阜商業高等学校、岐阜第一高等学校
大垣日本大学高等学校(大垣日大、おおがきにちだい)は、高校野球界でも大物監督と呼ばれる阪口慶三さんが2005年より監督を勤めている。
元東邦高校で、20回以上の甲子園出場および優勝経験を持っている名監督です。
岐阜商業高等学校(県岐阜商)は、甲子園春夏通算で50回以上を誇る超名門校で、春に3回、夏に1回の優勝経験を持っています。
この数字は、もちろん岐阜県で最多となっています。
サッカー
サッカーは、G1、G2といったグループリーグがあるほか、高等学校総合体育大会(いわゆるインターハイ)など様々な大会がある。
ここでは、第66回岐阜県高等学校総合体育大会の結果を述べる。
第一位:中京学院大学附属中京高等学校
第二位:各務原高等学校
第三位:長良高等学校、岐阜工業高等学校
各務原高校は、部員数でいうと3学年合計で50〜60名程度とそこまで多くない。
「厳しいトレーニング」と「楽しい試合」の理念のもと、懸命に練習をしている。
岐阜工業高等学校は、名古屋グランパスで活躍する荻晃太選手やFC岐阜の益山司選手を輩出している。
全選手が堅い守りを展開し、ここぞという箇所で一気に攻める「堅守速攻」が特徴だ。
このほかにも、帝京大可児、大垣日大などが強豪校としてあげられる。
バレーボール
次はバレーボール。世界において日本のバレーボールは大きく活躍しており、オリンピック等の世界的な大会は、バレーボールを普段見ない人の多くも注目する。
ここでは、平成29年度岐阜県高等学校総合体育大会の結果を掲載する。
<男子編>
第一位:県立岐阜商業高等学校
第二位:大垣日本大学高等学校
第三位:岐南高等学校
第四位:関商業高等学校
<女子編>
第一位:県立岐阜商業高等学校
第二位:岐阜第一高等学校
第三位:益田清風高等学校
第四位:岐阜総合学園高等学校
優勝は、男女共に県立岐阜商業高等学校。
高校バレーの世界では圧倒的な強豪校となっている。
インターハイのバレー決勝は、4校によるリーグ戦となっている。
上に掲げたリーグ結果は乱戦の末のものであり、順当に結果を残した学校はほとんどない。
陸上部
次は陸上部。「陸上」といっても様々で、短距離走や長距離走だけではない。
ここでは、全国高校総体(三重)で入賞した岐阜県選手を列挙する。
- 砲丸投げ:優勝(市立岐阜商業高校)
- 110mハードル:5位(大垣商業高校)
- 円盤投げ:優勝、日本高校新記録(市立岐阜商業高校)
上はあくまで、過去積み重なってきた結果のごく一部である。
岐阜県の陸上競技では、市立岐阜商業高校および大垣商業高校の勢いが非常に強い。
各種記録会やインターハイでも存在感を示している。
テニス部
第56回岐阜地区総合体育大会(テニス)の結果を示す。
<男子>
第一位:県立岐阜商業高等学校
第二位:各務原高等学校
第三位:岐南工業高等学校
<女子>
第一位:県立岐阜商業高等学校
第二位:岐阜高等学校
第三位:岐阜総合学園高等学校
県立岐阜商業高等学校が男女ともに一位。圧倒的な強さを誇っている。
そのほかも、スポーツ強豪校が名を連ねている印象だ。
ハンドボール部
ここでは、第55回岐阜県ハンドボール選手権大会(高校生の部)の結果を示す。
<男子>
第一位:大垣南高等学校
第二位:岐阜北高等学校
第三位:岐山高等学校、富田高等学校
<女子>
第一位:岐南工業高等学校
第二位:富田高等学校
第三位:市立岐阜商業高等学校、各務原高等学校
他の部活動でもよく見る名前がある一方で、富田高等学校の健闘が光っている。
バスケットボール部
平成30年の岐阜高校総体の結果は以下のようになっている。
<男子>
第一位:美濃加茂高等学校
第二位:高山西高等学校
第三位:富田高等学校
第四位:大垣工業高等学校
<女子>
第一位:岐阜女子高等学校
第二位:県立岐阜商業高等学校
第三位:美濃加茂高等学校
第四位:岐阜総合学園高等学校
他の部活動とは異なり、私立校の活躍も多い。
バスケでは、特に美濃加茂高校の名前が目立っている。
文化部編
吹奏楽部
2017年吹奏楽コンクール岐阜大会・高校A編成の部で金賞を獲得した高校を列挙する。
各務原西高等学校
県立大垣商業高等学校
県立岐阜総合学園高等学校(代表)
県立東濃実業高等学校(代表)
県立岐阜商業高等学校
飛騨学園高山西高等学校(代表)
吹奏楽のコンクールは毎年多数の高校が参加する。
強豪校といわれる高校であっても、コンスタントに結果を残すのは難しい。
上記のほかには、県立関高等学校、土岐商業高等学校などが強い。
合唱部
2017年度岐阜県合唱コンクールの結果を掲載する。
<金賞>
大垣桜高等学校合唱部(理事長賞)
大垣北高等学校音楽部
長良高等学校コーラス部
他の部活動とは大きく異なるラインナップとなっている。
吹奏楽や合唱は、指導者の実力・色が結果に強く影響するためである。
まとめ
岐阜県の高等学校について、部活動別に強豪校を紹介した。
偏差値の高い高校に行くことだけが正義ではない。
自分がやりたい(やってきた)部活動を続け、大会で結果を残すというのも素晴らしいことである。
ぜひ、自分に合った高校を見つけ、楽しい高校生活を送ってほしい。
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